疼痛治療薬に関するライセンス契約が終了―持田製薬(医療介護CBニュース)

 持田製薬は4月13日、同社が創製した疼痛治療薬(TRPV1拮抗薬)に関する米ワイス社(昨年10月に米ファイザー社に統合)とのライセンス契約を終了したと発表した。持田製薬は2008年に、ワイスに全世界での開発・製造・使用・販売の独占的実施権を許諾。これを受け、ワイスは臨床開発入りに向けて研究を進めていたという。契約終了に至った理由について持田製薬では、「ワイスがファイザーに統合され、その中で開発プログラムの見直しが行われたことが要因の一つと聞いている。それがすべてかどうかは分からない」(広報室)としている。

 また、今後の研究開発方針については「開発を進めていきたい。新たな導出先を探すことが一つのオプションになる」(同)としている。この疼痛治療薬は、痛みを伝達する神経細胞に分布し、カプサイシンなどの刺激により作動する「TRPV1」の機能を阻害し、炎症や神経障害による疼痛を抑制する効果が期待されているという。


【関連記事】
抗うつ剤を田辺三菱製薬と共同販売へ―持田製薬
1日1回投与の鎮痛剤でライセンス契約―日本新薬
ファイザー、武田薬品の大型新薬候補の承認を了承
世界製薬大手12社が増収
痛みは “がん”だけじゃない―慢性痛に理解を

ドラマ「カバチ」でTBSに抗議=「行政書士が示談交渉」−大阪弁護士会(時事通信)
「高齢起業」を市が支援、地域基盤を強化―東京・八王子(医療介護CBニュース)
23年度の公務員採用、抑制方針で一致(産経新聞)
新しらせ、南極から帰る=海自乗員の家族ら出迎え−東京(時事通信)
鳩山首相、連合会長に参院選協力を要請 連合とのトップ会談(産経新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。